今日はデリーでブラブラ。
インドの朝は意外に遅い。暑い国なのでレストランなんかも朝早くからフルパワーでやっているのかと勘違いしていた。
こちらは夜早く寝る健康的な生活なので朝早く起きてしまう。何を食べようかあれこれ悩むも、結局お店がやっていなくて選択肢は少なし。8時半くらいになってようやくどこか1軒くらい見つかる程度。
今朝は南インドの朝食の定番らしい「イドリー」を頂く。米の粉から作った蒸しパン。ミヤンマーでも似たようなものを食べたが、あちらのものは中に餡が入っていた。インドのものは餡は入っておらず。中華の肉まんとマントウの関係だが、こちらのものは生地がきめ細かくなくボソボソした蒸しパン。
優しいココナッツのソースやスパイスのきいたソースをつけて食べる。不味くも無いが美味くもない程度。美味しいものばかり求めてしまう生活。本来こんな素朴な味で十分なんでしょうけどね。
朝食後にはメトロに乗って、郊外に出かけた。目的は世界遺産の「クトウブ・ミーナール」
メトロは現代的な綺麗なものでした。前回旅したウズベキスタンにも地下鉄はあったが一昔前な感じのものでしたが、ここインドのものは先進国のものと何ら差はない。
この時列車に乗り込んで驚いた。
下の写真も今良く見るとホームに「ピンク色」の表示がある。どうやらこれは「女性専用車両」の表示でした。
乗ったらイスラム女性満載の車両で、本当に焦りました。女性を掻き分け掻き分け、隣の車両に移れるまでドキドキしました。
ミーナールとはモスクの尖塔(ミナレッツト)のことで、ここはインド最初のイスラム王朝が、ヒンズー教徒に対する勝利を記念して13世紀に建てたもの。
インドのイメージはヒンズーだし、ヒンズーの雰囲気を求めてインドにきた。ところが歴史的遺跡にはイスラムのものが多いし、実際に町でイスラム教徒を見かけることも多くて、少し意外な感じがする。
インドのイスラムの歴史は学生時代の歴史の授業で一応習っていたはずだが、どうやら上の空だったようだ。
さて塔の高さは72.5m。基部の直径は14.2m。ミナレットでは世界一の高さらしい。横浜みなとみらいのランドマークタワーを細めにしたような印象。
イスラム諸国のミナレットは登れる所がよくあるが、ここのは登れない。昔は登れたらしいが、子供の死亡事故があって以来禁止となったようだ。
次はインド最古のイスラム寺院 クワットル イスラーム マスジット。
征服した土地で民衆を感化するために直ぐに宗教寺院を建てることは当時当たり前。
工期を短くするために、周辺にあったヒンズー寺院を取り壊して建材を流用して建てた為、回廊の柱には偶像崇拝を禁止するイスラムには珍しい彫刻が見られる。
それにしても材料は石ですから、結構手の込んだものですね。
次は何故か有名な「鉄柱」
これは2-3世紀のグプタ朝時代に建てられたものとされ、いまだに錆びていないことで有名ならしい。
イスラーム建築の中にある このヒンドゥの遺産は、霊験あらたかなことで知られている。
ここを訪れた者は柱に背を付け、両腕を後ろに回してみる。 両手の指先が柱の後ろで合えば、その人の人生は 良い星に恵まれる。 すなわち、幸福になれるというわけである。
しかしながら今では囲いがしてあり柱に近寄れないのでこんな芸当が出来ません。残念ながらありがたく幸福な人生を確定させることが出来ませんでした。
次はアラーイーの塔。
14世紀にクトウブの2倍の高さの塔を建てようと建設が始まったもので、結局は財政難で完成しなかったらしい。
基部の直径は25mあるそうで、本気で2倍の高さを目指していそうです。
ここの遺跡は最寄のメトロの駅から少し離れているので行き返りはオートリキシャーを利用。
帰りのメトロは途中のコンノートプレースの駅で下車。 ここの駅は多くの人で混雑していた。
昼食を食べた。何時もよりは高級そうなレストランに入る。
マトンのビリヤ二を頼む。
「どこにマトンが入っているねん?」と思ってたら、椀のご飯の中に大きな骨付き肉が2つ隠されていましたので、掘り返して取り皿の上に乗せました。
肉は柔らかくて非常に美味しかったですね。 ご飯の味付けは非常にスパイシーですが意外にシンプルな味付けで私的にはそんなに美味しいわけではなかった。
とにかく量が多い。頑張って食べたが半分くらいは残したかな。
レストラン入り口でドアを開けてくれるオジサンの髭が凄かった。白い部分も見えるので、髭を黒く染めているのかなあ。
次はお土産の紅茶を購入。インドに来て以来、土産物を買うのは初めて。そろそろゴールが見えてきたので買い物を始めました。
「違いがわかる男」ではないがダージリンをごっそりと買い込む。
道を歩いていて発見。「マドラスコーヒーハウス」
西洋かぶれしていないインド地元のコーヒーショップぽい感じ。
内部もレトロで暗くて古くてボロイ感じ。 良いじゃないですか。イメージ通りなのでコーヒーに期待が高まる。
コーヒーハウスですが、コーヒーは1種類だけ。インスタントのようなコーヒーで幻滅。マックの方が美味しいくらい。
周りの人を見ていると定食のようなものを食べていました。ここは今ではコーヒーを飲むところと言うより、ランチするところのようです。
テクテクあるいて宿に帰る。
インドでは道端で寝ている人は珍しくない。
但し、このオニーちゃんの寝方はインパクトあった。犬に負けないようなユルサです。
ケーキ屋さん
仁王立ちの小さな子供が猫と睨めっこ。
勝負は子供の勝ち。 猫が位置をずらしました。
私の宿があるニューデリー駅前のメインバザールまで帰ってきました。
夕食は何時もの「なんちゃって日本食」
今日は「クリームコロッケ」
これまたとっても美味しい。 日本のクリームコロッケの中身はトロトロのホワイトソースで、ある意味コロッケぽくないですが、ここのはジャガイモのコロッケであり、且つクリーミーさが微妙に混ざるもので絶妙。
トンカツソースが無いのは残念ですが十分美味しい。
まさかインドまで来て、こんなボロな日本食屋さん(失礼しました)を毎日絶賛するなんて思ってもみなかったです。
インドの朝は意外に遅い。暑い国なのでレストランなんかも朝早くからフルパワーでやっているのかと勘違いしていた。
こちらは夜早く寝る健康的な生活なので朝早く起きてしまう。何を食べようかあれこれ悩むも、結局お店がやっていなくて選択肢は少なし。8時半くらいになってようやくどこか1軒くらい見つかる程度。
今朝は南インドの朝食の定番らしい「イドリー」を頂く。米の粉から作った蒸しパン。ミヤンマーでも似たようなものを食べたが、あちらのものは中に餡が入っていた。インドのものは餡は入っておらず。中華の肉まんとマントウの関係だが、こちらのものは生地がきめ細かくなくボソボソした蒸しパン。
優しいココナッツのソースやスパイスのきいたソースをつけて食べる。不味くも無いが美味くもない程度。美味しいものばかり求めてしまう生活。本来こんな素朴な味で十分なんでしょうけどね。
朝食後にはメトロに乗って、郊外に出かけた。目的は世界遺産の「クトウブ・ミーナール」
メトロは現代的な綺麗なものでした。前回旅したウズベキスタンにも地下鉄はあったが一昔前な感じのものでしたが、ここインドのものは先進国のものと何ら差はない。
この時列車に乗り込んで驚いた。
下の写真も今良く見るとホームに「ピンク色」の表示がある。どうやらこれは「女性専用車両」の表示でした。
乗ったらイスラム女性満載の車両で、本当に焦りました。女性を掻き分け掻き分け、隣の車両に移れるまでドキドキしました。
ミーナールとはモスクの尖塔(ミナレッツト)のことで、ここはインド最初のイスラム王朝が、ヒンズー教徒に対する勝利を記念して13世紀に建てたもの。
インドのイメージはヒンズーだし、ヒンズーの雰囲気を求めてインドにきた。ところが歴史的遺跡にはイスラムのものが多いし、実際に町でイスラム教徒を見かけることも多くて、少し意外な感じがする。
インドのイスラムの歴史は学生時代の歴史の授業で一応習っていたはずだが、どうやら上の空だったようだ。
さて塔の高さは72.5m。基部の直径は14.2m。ミナレットでは世界一の高さらしい。横浜みなとみらいのランドマークタワーを細めにしたような印象。
イスラム諸国のミナレットは登れる所がよくあるが、ここのは登れない。昔は登れたらしいが、子供の死亡事故があって以来禁止となったようだ。
次はインド最古のイスラム寺院 クワットル イスラーム マスジット。
征服した土地で民衆を感化するために直ぐに宗教寺院を建てることは当時当たり前。
工期を短くするために、周辺にあったヒンズー寺院を取り壊して建材を流用して建てた為、回廊の柱には偶像崇拝を禁止するイスラムには珍しい彫刻が見られる。
それにしても材料は石ですから、結構手の込んだものですね。
次は何故か有名な「鉄柱」
これは2-3世紀のグプタ朝時代に建てられたものとされ、いまだに錆びていないことで有名ならしい。
イスラーム建築の中にある このヒンドゥの遺産は、霊験あらたかなことで知られている。
ここを訪れた者は柱に背を付け、両腕を後ろに回してみる。 両手の指先が柱の後ろで合えば、その人の人生は 良い星に恵まれる。 すなわち、幸福になれるというわけである。
しかしながら今では囲いがしてあり柱に近寄れないのでこんな芸当が出来ません。残念ながらありがたく幸福な人生を確定させることが出来ませんでした。
次はアラーイーの塔。
14世紀にクトウブの2倍の高さの塔を建てようと建設が始まったもので、結局は財政難で完成しなかったらしい。
基部の直径は25mあるそうで、本気で2倍の高さを目指していそうです。
ここの遺跡は最寄のメトロの駅から少し離れているので行き返りはオートリキシャーを利用。
帰りのメトロは途中のコンノートプレースの駅で下車。 ここの駅は多くの人で混雑していた。
昼食を食べた。何時もよりは高級そうなレストランに入る。
マトンのビリヤ二を頼む。
「どこにマトンが入っているねん?」と思ってたら、椀のご飯の中に大きな骨付き肉が2つ隠されていましたので、掘り返して取り皿の上に乗せました。
肉は柔らかくて非常に美味しかったですね。 ご飯の味付けは非常にスパイシーですが意外にシンプルな味付けで私的にはそんなに美味しいわけではなかった。
とにかく量が多い。頑張って食べたが半分くらいは残したかな。
レストラン入り口でドアを開けてくれるオジサンの髭が凄かった。白い部分も見えるので、髭を黒く染めているのかなあ。
次はお土産の紅茶を購入。インドに来て以来、土産物を買うのは初めて。そろそろゴールが見えてきたので買い物を始めました。
「違いがわかる男」ではないがダージリンをごっそりと買い込む。
道を歩いていて発見。「マドラスコーヒーハウス」
西洋かぶれしていないインド地元のコーヒーショップぽい感じ。
内部もレトロで暗くて古くてボロイ感じ。 良いじゃないですか。イメージ通りなのでコーヒーに期待が高まる。
コーヒーハウスですが、コーヒーは1種類だけ。インスタントのようなコーヒーで幻滅。マックの方が美味しいくらい。
周りの人を見ていると定食のようなものを食べていました。ここは今ではコーヒーを飲むところと言うより、ランチするところのようです。
テクテクあるいて宿に帰る。
インドでは道端で寝ている人は珍しくない。
但し、このオニーちゃんの寝方はインパクトあった。犬に負けないようなユルサです。
ケーキ屋さん
仁王立ちの小さな子供が猫と睨めっこ。
勝負は子供の勝ち。 猫が位置をずらしました。
私の宿があるニューデリー駅前のメインバザールまで帰ってきました。
夕食は何時もの「なんちゃって日本食」
今日は「クリームコロッケ」
これまたとっても美味しい。 日本のクリームコロッケの中身はトロトロのホワイトソースで、ある意味コロッケぽくないですが、ここのはジャガイモのコロッケであり、且つクリーミーさが微妙に混ざるもので絶妙。
トンカツソースが無いのは残念ですが十分美味しい。
まさかインドまで来て、こんなボロな日本食屋さん(失礼しました)を毎日絶賛するなんて思ってもみなかったです。
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